Zipanger

日本を考える

 

「脳にいいこと」だけをやりなさい! January 12, 2009

Filed under: Uncategorized — zipanger @ 1:59 pm

朝帰りに始発を待ちながら買った一冊。脳にいいことは何かと突き詰めると結局は「楽しくなること」であると同時に「ネガティブなものを除去すること」。表裏一体だけど、方法が異なる。ほんの内容を否定するつもりはないがやはり泥臭いことも結果的に脳にいいことはたくさんあるし、そういった面では物足りなさが残る。人生で成功していながら物足りなさを感じている人にとってはいい本かもしれないけど、これから何かを成し遂げようとする人には物足りない。そもそも、「脳にいいこと」を「能力開発」と読み違えている自分が悪いけど。


「脳にいいこと」だけをやりなさい! by マーシー・シャイモフ

 
 

残業ゼロで仕事する技術―時間管理の達人になれるちょっとしたコツ December 31, 2008

Filed under: Uncategorized — zipanger @ 9:39 pm

残業しないために必要な自己管理と処世術を紹介する本。メリハリを付けて集中すべき瞬間を取捨選択して仕事をする。何でも引き受けるのではなく、自分の能力を正確に把握して断るところは断る。上司にはなるべくたてつけないでうまくこなす方法を模索する。

四六時中無理に集中しようとしないで、集中する時間と集中力が途切れた時間をうまく仕事に取り入れていくノウハウを確かに参考になったけど、全体的に物足りない感じのノウハウもの。


残業ゼロで仕事する技術―時間管理の達人になれるちょっとしたコツ (日文新書) by 日本文芸社

 
 

幸せになる成功知能HQ―日本人の脳の進化の秘密

Filed under: Uncategorized — zipanger @ 7:27 am

脳ブームの火付け役の一人としても知られる澤口氏の書籍。知能と幸せの関係を論している。

  • 豊かな栄養を摂る(ご飯を主食として特に魚と豆、つまり伝統的な日本食)
  • 常に目的や夢を持ち、未来志向的に生きる
  • 記憶(知識・経験)を増やし、それを活用する
  • 文章を早く読むトレーニングをする
  • 新聞の社説を読み、記憶をもとにそれを要約し、批判する
  • 社会と積極的に関わる、「恋」をする (豊かな社会関係)
  • 芸術的な興味を持つ(右脳を使う)
  • 旅をする
  • 時に適度やストレスを求める(新しいことへのチャレンジなと)
  • 股関節を柔軟にする
  • エアロビックス(有酸素運動、ウォーキングなど)を行う(なるべく毎日)
  • 細かい手作業をする
  • 早寝早起きを心がける


幸せになる成功知能HQ―日本人の脳の進化の秘密 by 澤口 俊之

 
 

マネー・ボール December 21, 2008

Filed under: Uncategorized — zipanger @ 4:11 am

野球という旧態依然とした、お金だけにものをいわせる大衆スポーツを科学的な選手評価手法と戦略で弱小球団を低コストで一流チームに仕立て上げた男のノンフィクション。ビリー・ビーンは頭脳明晰でずば抜けた身体能力と野球のセンスを有しながらメジャーリーガーとしては鳴かず飛ばずのまま、三流としてその現役を終えた。夢だった大学への進学までも犠牲にして味わった人生最大の挫折に彼は意味を見いだそうとしていた。自らスカウトにと裏方への転身を申し出て始めて彼は天職を得たように頭角を現し、ジェネラル・マネージャーとしてアスレチックスを一流チームに変身させた。

そこには旧態依然とした古株のスカウトとの戦い、他球団と選手を巡るだまし合い、今までの常識を覆す人材発掘法と野球を題材にした本でありながらビジネス書としても多くの教訓を秘めた作品となっている。ただ、残念なのは訳書だといまいち原書が持つユーモアがなかなか伝わってこない。

マネー・ボール (ランダムハウス講談社文庫) by マイケル・ルイス

 
 

バカの壁 December 15, 2008

Filed under: Uncategorized — zipanger @ 8:03 am

大ベストセラーを今頃読んでみた。バカの壁は人間なら誰もが持っている言わば「器としての限界」、話がとたんに通じなくなる意識の違い。読み進めているうちは興味深い脳の小話みたいなのが散らばっているが結局は何が根本的なメッセージだったのかよくわからないまま終わった。

バカの壁 (新潮新書) by 養老 孟司

 
 

日本のお金持ち研究

Filed under: Uncategorized — zipanger @ 7:55 am

お金持ちという日頃間近では見れない別世界をアンケート調査でひもといていく。医者、実業家、会社役員、弁護士とあらゆるお金持ちの部類を解剖していくと同時に日本が本格的な資本主義を導入するにあたってどのように変貌していったかも歴史的な観点からも解説されていて興味深かった。やはり一番お金持ちなのはビジネスオーナーで次が医師等の高学歴専門職。しかし、共通して言えるのは地道に努力を積み重ねる働き者が運も手伝って成功している。

日本のお金持ち研究 by 橘木 俊詔, 森 剛志

 
 

僕が六本木に会社をつくるまで November 29, 2008

Filed under: Uncategorized — zipanger @ 11:24 pm

Greeの上場を記念して改めて読んでみました。数年前に書かれた本ではあるものの、そこまでソーシャルネットワーク界隈自体が変わってないし、創設期の貴重な記録としては特に色あせてはいなかった。本書を通じて伝わってくるのはとにかくスピードの大切さ。何よりもスピード重視で進めてきた結果としてSNSの先駆けを築き上げた。楽天に就職するまではプログラミングをしたことがない文系出身の若者がインターネットに対する情熱だけで最後は起業家までに成長するところはただただ感心するばかり。上場に際して今だ60%以上の株式を保有し、サイトの規模では大きく引き離されていながら利益ではMixiの1.5倍を稼いでいるのも何となく納得できます。自己啓発書としても読める。


僕が六本木に会社をつくるまで by 田中 良和

 
 

不動産市場の計量経済分析 November 22, 2008

Filed under: Uncategorized — zipanger @ 10:39 pm

空間経済学を応用して不動産を分析する様々な手法を解説。

不動産市場の計量経済分析 (応用ファイナンス講座 4) by 清水 千弘, 唐渡 広志

 
 

サブプライムローン問題 November 15, 2008

Filed under: Uncategorized — zipanger @ 10:59 pm

サブプライムローン問題が噴火してから数ヶ月で世界経済は混乱に陥れられた。一番市民は釈然としないまま失業率は高まり、日々の生活は苦しくなるばかり。そもそもこの金融危機は経済状況そのものではなくアメリカが住宅ローンや派生的な金融商品に適切な金融規制をしなかったことに対するつけであって悪者がはっきりしている。株価の乱高下で年金や貯蓄は紙くずとなり、為替も安定しない。この金融危機はアメリカの経済大国としての終焉を意味しているのか。それても世界的な大恐慌の前触れか。経済的に空恐ろしいことが起きていることには変わりないがあまりにも突如と起きた話でまだまだ一般人はきょとんとしていて実際にどのような影響があるかつかめていない。

日本やアメリカは経済大国としての地位や蓄えがまだあるだけに為替がそれほど変動しないし、外貨建てのローンも大きな負荷とならない。アメリカとなればドルが世界通過の代替物となっているため事実上外国諸国から借り入れてるようなもの。一方、韓国では金利が安い円建てのローンを組んだ中小企業は十分な利益を出しながらも廃業に追い込まれている。

 
 

Tokyo 2.0でJason Calacanisの話を聞いてきた November 11, 2008

Filed under: web — admin @ 12:02 am

先日、初来日した Jason Calacanis の話をTokyo 2.0で聞いてきた. 趣旨は本人の投稿と大きく変わらないがやはり、本物はプレゼンが抜群にうまい.

テーマはずばり「不況下の起業家」

骨子は下記のとおり:

TechCrunch 50、シリコンバレーのサンダンス映画祭

去年実績の発表者で見るとベンチャーからのプレゼンでアメリカの次にイスラエル(計7)が多く、日本が3つで三番目

来年9月のラウンドは日本に期待している

選考では250個の提案を10-15分ぐらい、電話で審査

不況下における起業の未来

飛行機型自動車と電気自動車のたとえ

飛行機自動車はいつ実現するか分からない。二年と予測するものもいれば30年と予測するものもいる。しかし、ものの見方では既に実現されているし、ある意味実現していない。

電気自動車は何度も何度も改めて登場する。最初の電気自動車は1913年のエディソン、GMの1973型、1974のVanguard-Sebrisが生産したもの、GMが1999年にすぐ取りやめたEV-1、そして2008年に登場するTesla Roadster.

未来はあまのじゃく、それを実現するのが起業家としての使命。だが、それは難しいし、これから更に難しくなる。

個人的には三回のバブルと崩壊を経験した。

この金融危機によって、全世界が同じ経済不況に直面している。この不況下でどうやって革新し続けるか?

ゼロコスト起業

1995年から2000年にIT企業に必要に企業資金は約200万ドル。

今ではAmazon Web Servicesのインフラを利用して、ソーシャルネットワークで社員を募り、自宅・共同オフィス・分散オフィスを通じて似たような効果が得られる。

株式市場の上下は相変わらず激しいが、インターネット全般は利用時間、売り上げ、人口普及率のどの指標をとってもまだまだ右肩上がり。

経費より経験

不況では消費が冷え込む。

自由時間が延び、インターネットの利用時間も伸びる。

リストラされた人は:

  1. 人と会う時間ができる=> Facebook
  2. 写真をもっと撮る => Flickr
  3. 相手を探す => eHarmony
  4. 同じ趣味の人を求める => Meetup

不況では欲ではなく、必要性を原動力とした開発が進められる。

情熱に根ざした会社は経済的な利益を目的に作られた会社より伸びる。

ありとあらゆるものが試される、なんでもあり。

一番いいものは自分のために開発されたもの。

未来は信頼と選択

今は匿名性、マーケッター、悪徳業者が大きな問題。

信頼性を持って匿名性に対抗しなければ行けない。

「群衆の知恵」は支配者が儲けるための論理。

選択を容易にするもっと安定した基盤が必要。

サバイバルこそ革新

本当にいい会社は長年かけて形成される。

現在賞賛されている会社の多くはWeb 1.0の失敗から学んだ会社 (Friendster から Myspace, Facebook)

Web 1.0の時代にはまだまだWeb 2.0が終わろうとしているのにで実現されていないすばらしいアイディアがまだまだ埋もれている。

自分が辛抱強く愛情を注げられるものを作って、ただサバイバルを意識すればいい。

生き残る起業家こそ真の起業家。