Zipanger

日本を考える

 

働くだけの人生 July 20, 2009

Filed under: Uncategorized — zipanger @ 4:23 pm

生活を楽にする為に発展してきた技術と精神生活を豊かに発達してきた文明はいつしか人間を機械の奴隷とし、人を避けて娯楽にだけ走るだけの乏しい社会を作り上げてしまった。人は生活する為に働き、働く為に生活をしている。会社という器の中で擬似社会の一員となった錯覚だけを信じて毎日の糧を得ている。一日の大半をともに過ごすのは血のつながっていない他人の集まり。会社を離れればまたただの他人。いろんな思い出を抱いたところで、そこにある居場所は実に危ういもの。古のように毎日が生存競争に晒される過酷な日々だったとしても、人間同士のつながりや地域への愛着はその状況を乗り越えるだけの潤いをもたらしたであろう。

 
 

中国の民主化 July 6, 2009

Filed under: Uncategorized — zipanger @ 4:06 pm

天安門事件から数十年。一端は経済発展でごまかしたものの、やはり人間は贅沢なもので更なる自由をわがままに求める。もちろん、昨今の経済発展について行くには情報技術の推進も漏れなくついてくる。共産党にのしかかる民主化の波と経済発展は切っても切れない縁にある。

現時点でもインターネットの規制は政府の最高技術と人員の投入を持っても全く追いつかない状況にある。経済発展の恩恵が社会全体にある程度行き渡っていても格差社会は益々激しくなるばかり。思想の統制に対する反発、豊かさによってもたらされるゆとり、情報技術によってあるていど得られる匿名性で政府に対する不満が沸騰点に更に到達しやすくなる。抑圧が効いてるうちはいいが、一端はずれればとどまるところを知らないだろう。

また、中国本土だけならまだいいものの、経済発展に取り残された感がある各自治体となれば分離、独立を求める勢力はさらに強まる。

最終的に試されるのは情報技術が自由をもたらすのか弾圧を一層強める武器となるかだろう。

 
 

コメからバイオ混合燃料、休耕田育ち販売へ

Filed under: 政治 — zipanger @ 1:26 pm

バイオ燃料は一見、理にかなっているように見える。限られた原油という資源の枯渇と中東への依存を同時に解消し、国内では少子高齢化と経済発展で益々衰退して行く農業に新たな活路を見出してあげる一石二鳥とも言える良策に見える。

しかし、昨今のアメリカに見るバイオ燃料政策を考えるとまだまだ弊害が多い。アメリカのバイオ燃料政策は緊迫しがちな中東外交、車社会としての原油依存、環境政策と様々な社会背景がある。しかし、アメリカではバイオ燃料の原料となるトウモロコシ生産の優遇で農作物が極端にシフトし、世界的にも農作物の価格高騰を招いた。また、バイオ燃料への依存が進めば異常気象などで世界的な不作があれば、食糧危機とエネルギー危機が同時に発生する。

日本でも同様の現象が起こるだけでなく、農業が現在の農家制から一気に工業化が進む。これが農水省が意図する農業改革かといえば甚だ疑問がある。また、バイオ燃料によって大きく跳ね上がる農作物の生産が果たして環境に優しいか。農作物の生産が増大すれば食糧に回す分は当然減るし、バイオ燃料の原料にその生産が偏れば当然環境への影響も未曾有となる。

コメから作るバイオエタノールをガソリンに混ぜて市販する国内初の事業を、全国農業協同組合連合会(JA全農)と新潟県などが7月中旬から始める。

 生産調整(減反)で主食米の栽培ができない休耕田で原料のコメを育て、環境に配慮した「グリーンガソリン」として売り出す。

コメからバイオ混合燃料、休耕田育ち販売へ : 経済ニュース : マネー・経済 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)