Zipanger

日本を考える

 

僕が六本木に会社をつくるまで November 29, 2008

Filed under: Uncategorized — zipanger @ 11:24 pm

Greeの上場を記念して改めて読んでみました。数年前に書かれた本ではあるものの、そこまでソーシャルネットワーク界隈自体が変わってないし、創設期の貴重な記録としては特に色あせてはいなかった。本書を通じて伝わってくるのはとにかくスピードの大切さ。何よりもスピード重視で進めてきた結果としてSNSの先駆けを築き上げた。楽天に就職するまではプログラミングをしたことがない文系出身の若者がインターネットに対する情熱だけで最後は起業家までに成長するところはただただ感心するばかり。上場に際して今だ60%以上の株式を保有し、サイトの規模では大きく引き離されていながら利益ではMixiの1.5倍を稼いでいるのも何となく納得できます。自己啓発書としても読める。


僕が六本木に会社をつくるまで by 田中 良和

 
 

不動産市場の計量経済分析 November 22, 2008

Filed under: Uncategorized — zipanger @ 10:39 pm

空間経済学を応用して不動産を分析する様々な手法を解説。

不動産市場の計量経済分析 (応用ファイナンス講座 4) by 清水 千弘, 唐渡 広志

 
 

サブプライムローン問題 November 15, 2008

Filed under: Uncategorized — zipanger @ 10:59 pm

サブプライムローン問題が噴火してから数ヶ月で世界経済は混乱に陥れられた。一番市民は釈然としないまま失業率は高まり、日々の生活は苦しくなるばかり。そもそもこの金融危機は経済状況そのものではなくアメリカが住宅ローンや派生的な金融商品に適切な金融規制をしなかったことに対するつけであって悪者がはっきりしている。株価の乱高下で年金や貯蓄は紙くずとなり、為替も安定しない。この金融危機はアメリカの経済大国としての終焉を意味しているのか。それても世界的な大恐慌の前触れか。経済的に空恐ろしいことが起きていることには変わりないがあまりにも突如と起きた話でまだまだ一般人はきょとんとしていて実際にどのような影響があるかつかめていない。

日本やアメリカは経済大国としての地位や蓄えがまだあるだけに為替がそれほど変動しないし、外貨建てのローンも大きな負荷とならない。アメリカとなればドルが世界通過の代替物となっているため事実上外国諸国から借り入れてるようなもの。一方、韓国では金利が安い円建てのローンを組んだ中小企業は十分な利益を出しながらも廃業に追い込まれている。

 
 

Tokyo 2.0でJason Calacanisの話を聞いてきた November 11, 2008

Filed under: web — admin @ 12:02 am

先日、初来日した Jason Calacanis の話をTokyo 2.0で聞いてきた. 趣旨は本人の投稿と大きく変わらないがやはり、本物はプレゼンが抜群にうまい.

テーマはずばり「不況下の起業家」

骨子は下記のとおり:

TechCrunch 50、シリコンバレーのサンダンス映画祭

去年実績の発表者で見るとベンチャーからのプレゼンでアメリカの次にイスラエル(計7)が多く、日本が3つで三番目

来年9月のラウンドは日本に期待している

選考では250個の提案を10-15分ぐらい、電話で審査

不況下における起業の未来

飛行機型自動車と電気自動車のたとえ

飛行機自動車はいつ実現するか分からない。二年と予測するものもいれば30年と予測するものもいる。しかし、ものの見方では既に実現されているし、ある意味実現していない。

電気自動車は何度も何度も改めて登場する。最初の電気自動車は1913年のエディソン、GMの1973型、1974のVanguard-Sebrisが生産したもの、GMが1999年にすぐ取りやめたEV-1、そして2008年に登場するTesla Roadster.

未来はあまのじゃく、それを実現するのが起業家としての使命。だが、それは難しいし、これから更に難しくなる。

個人的には三回のバブルと崩壊を経験した。

この金融危機によって、全世界が同じ経済不況に直面している。この不況下でどうやって革新し続けるか?

ゼロコスト起業

1995年から2000年にIT企業に必要に企業資金は約200万ドル。

今ではAmazon Web Servicesのインフラを利用して、ソーシャルネットワークで社員を募り、自宅・共同オフィス・分散オフィスを通じて似たような効果が得られる。

株式市場の上下は相変わらず激しいが、インターネット全般は利用時間、売り上げ、人口普及率のどの指標をとってもまだまだ右肩上がり。

経費より経験

不況では消費が冷え込む。

自由時間が延び、インターネットの利用時間も伸びる。

リストラされた人は:

  1. 人と会う時間ができる=> Facebook
  2. 写真をもっと撮る => Flickr
  3. 相手を探す => eHarmony
  4. 同じ趣味の人を求める => Meetup

不況では欲ではなく、必要性を原動力とした開発が進められる。

情熱に根ざした会社は経済的な利益を目的に作られた会社より伸びる。

ありとあらゆるものが試される、なんでもあり。

一番いいものは自分のために開発されたもの。

未来は信頼と選択

今は匿名性、マーケッター、悪徳業者が大きな問題。

信頼性を持って匿名性に対抗しなければ行けない。

「群衆の知恵」は支配者が儲けるための論理。

選択を容易にするもっと安定した基盤が必要。

サバイバルこそ革新

本当にいい会社は長年かけて形成される。

現在賞賛されている会社の多くはWeb 1.0の失敗から学んだ会社 (Friendster から Myspace, Facebook)

Web 1.0の時代にはまだまだWeb 2.0が終わろうとしているのにで実現されていないすばらしいアイディアがまだまだ埋もれている。

自分が辛抱強く愛情を注げられるものを作って、ただサバイバルを意識すればいい。

生き残る起業家こそ真の起業家。

 
 

なぜいい女はパッとしない男に惚れるのか? 誰も知らない60の脳のお話 November 1, 2008

Filed under: Uncategorized — zipanger @ 10:40 pm

人間として最大の武器は脳である。一時期の「脳」ブームは終焉を迎えたものの、脳に関する関心はなかなか無くならないであろう。高齢化社会を迎えるだけでなく、脳科学自体においても様々に発見がなされている限り興味が尽きない。本書では脳の性質を前頭葉を中心とした筆者の研究実績をもとに成功者の脳、読書の大切さ等とこれらの「脳」関係の本でよく書かれている内容が盛りだくさん紹介されている。

なぜいい女はパッとしない男に惚れるのか? 誰も知らない60の脳のお話 (アスキー新書 021) (アスキー新書 21) by 澤口 俊之

 
 

財政学

Filed under: Uncategorized — zipanger @ 10:30 pm

本書は財政学の理論と日本を実例にした様々な考察をうまく織り交ぜた一冊。

財政学 by 貝塚 啓明

 
 

中国マクロヒストリー

Filed under: Uncategorized — zipanger @ 10:28 pm

中国何千年の歴史をたった一冊の分厚い本で網羅するのは並大抵の仕事ではないが、本書では中国を支配してきた行程から現代の入り口まで、歴史的な流れを中心に紹介している。支配者の栄枯盛衰、戦国時代の混乱期、モンゴルの支配、宮廷内の弾圧と読んでいくうちに現代の共産党中国もまたイデオロギーが変わったものの、今までの中国の歴史に通じる流れの一つであるということに気づかされる。

中国マクロヒストリー by 黄 仁宇

 
 

ポリティカル・アニマル―「政治家」という奇妙な種族の生態学

Filed under: Uncategorized — zipanger @ 10:22 pm

イギリスの政治家を生態学風に紹介する本書はイギリスの国会政治を理解するとともに、政治家の実態を知るのに有益な一冊と言える。ただ、訳文が若干固いせいがイギリス流のユーモアやウィットがあまり伝わってこなく、逆に読み辛い箇所が目立った。本書はイギリスの政治家を批判的な観点から見ているのでそれらを割り引いて読まなければならないが、民主主義としての長い歴史を誇るイギリスならではの政治をかいま見るのにはちょうどいい。

ポリティカル・アニマル―「政治家」という奇妙な種族の生態学 by ジェレミー・パックスマン

 
 

リ-・クアンユ-―西洋とアジアのはざまで 現代アジアの肖像 (15)

Filed under: Uncategorized — zipanger @ 10:17 pm

シンガポールはアジアの中でも珍しい国家と言える。人口の殆どが中国人でありながら、マレー系やインド人等も多くいる多様性に富み、近代的な社会経済発展を遂げながらも社会主義的な性質も強く持っている。一方で、国土の規模は他国の都市程度で、島国であり、都市国家でもある。戦後の躍進は何十年にもわたって政治を支配したリー・クアン・ユーのリーダーシップにつきると言っても過言ではない。中華人民共和国との絶妙な距離感や後にアジア金融危機をうまく乗り切った、国家主体の経済運用、それらすべての素地を作ったのがリー氏である。
本書ではリーの人格形成を取り上げつつもどちらかというとシンガポールの性質に多くを裂いている。

リ-・クアンユ-―西洋とアジアのはざまで 現代アジアの肖像 (15) by 岩崎 育夫