Tokyo 2.0でJason Calacanisの話を聞いてきた November 11, 2008
先日、初来日した Jason Calacanis の話をTokyo 2.0で聞いてきた. 趣旨は本人の投稿と大きく変わらないがやはり、本物はプレゼンが抜群にうまい.
テーマはずばり「不況下の起業家」
骨子は下記のとおり:
TechCrunch 50、シリコンバレーのサンダンス映画祭
去年実績の発表者で見るとベンチャーからのプレゼンでアメリカの次にイスラエル(計7)が多く、日本が3つで三番目
来年9月のラウンドは日本に期待している
選考では250個の提案を10-15分ぐらい、電話で審査
不況下における起業の未来
飛行機型自動車と電気自動車のたとえ
飛行機自動車はいつ実現するか分からない。二年と予測するものもいれば30年と予測するものもいる。しかし、ものの見方では既に実現されているし、ある意味実現していない。
電気自動車は何度も何度も改めて登場する。最初の電気自動車は1913年のエディソン、GMの1973型、1974のVanguard-Sebrisが生産したもの、GMが1999年にすぐ取りやめたEV-1、そして2008年に登場するTesla Roadster.
未来はあまのじゃく、それを実現するのが起業家としての使命。だが、それは難しいし、これから更に難しくなる。
個人的には三回のバブルと崩壊を経験した。
この金融危機によって、全世界が同じ経済不況に直面している。この不況下でどうやって革新し続けるか?
ゼロコスト起業
1995年から2000年にIT企業に必要に企業資金は約200万ドル。
今ではAmazon Web Servicesのインフラを利用して、ソーシャルネットワークで社員を募り、自宅・共同オフィス・分散オフィスを通じて似たような効果が得られる。
株式市場の上下は相変わらず激しいが、インターネット全般は利用時間、売り上げ、人口普及率のどの指標をとってもまだまだ右肩上がり。
経費より経験
不況では消費が冷え込む。
自由時間が延び、インターネットの利用時間も伸びる。
リストラされた人は:
- 人と会う時間ができる=> Facebook
- 写真をもっと撮る => Flickr
- 相手を探す => eHarmony
- 同じ趣味の人を求める => Meetup
不況では欲ではなく、必要性を原動力とした開発が進められる。
情熱に根ざした会社は経済的な利益を目的に作られた会社より伸びる。
ありとあらゆるものが試される、なんでもあり。
一番いいものは自分のために開発されたもの。
未来は信頼と選択
今は匿名性、マーケッター、悪徳業者が大きな問題。
信頼性を持って匿名性に対抗しなければ行けない。
「群衆の知恵」は支配者が儲けるための論理。
選択を容易にするもっと安定した基盤が必要。
サバイバルこそ革新
本当にいい会社は長年かけて形成される。
現在賞賛されている会社の多くはWeb 1.0の失敗から学んだ会社 (Friendster から Myspace, Facebook)
Web 1.0の時代にはまだまだWeb 2.0が終わろうとしているのにで実現されていないすばらしいアイディアがまだまだ埋もれている。
自分が辛抱強く愛情を注げられるものを作って、ただサバイバルを意識すればいい。
生き残る起業家こそ真の起業家。
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