リ-・クアンユ-―西洋とアジアのはざまで 現代アジアの肖像 (15) November 1, 2008
シンガポールはアジアの中でも珍しい国家と言える。人口の殆どが中国人でありながら、マレー系やインド人等も多くいる多様性に富み、近代的な社会経済発展を遂げながらも社会主義的な性質も強く持っている。一方で、国土の規模は他国の都市程度で、島国であり、都市国家でもある。戦後の躍進は何十年にもわたって政治を支配したリー・クアン・ユーのリーダーシップにつきると言っても過言ではない。中華人民共和国との絶妙な距離感や後にアジア金融危機をうまく乗り切った、国家主体の経済運用、それらすべての素地を作ったのがリー氏である。
本書ではリーの人格形成を取り上げつつもどちらかというとシンガポールの性質に多くを裂いている。

リ-・クアンユ-―西洋とアジアのはざまで 現代アジアの肖像 (15) by 岩崎 育夫
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